5月病には鍼灸ケアを

西新井駅西口徒歩2分・ゆどう はり灸院のブログをご覧頂き、ありがとうございます。

院長の太田です。


新学期や新生活が始まってから1ヶ月が経ち、身体のだるさや疲れやすさ、眠れないなどの症状が現れている方がいると思います。

この時期に出てくるこれらの総称を「五月病」と呼び、悩まれている方も多いかと思います。

ゴールデンウィークが終わり、仕事や学校に行きたくない・軽いうつ症状も出る場合があるので、ひどくなる前に対策をすることが大切です。

今回のコラムでは、五月病の対策方法の一つである鍼灸ケアについてお話ししていきます。

五月病とは

東洋医学では、ストレスやイライラは「五臓六腑」でいう「肝」に関係あると考えられています。

人間は新しい環境に馴染む際、緊張しながらもなんとか適応しようとします。

その際、過剰に身体がストレス状態にさらされたり、イライラが溜まる状態が続くと肝が傷つき「肝」の働きが低下すると考えられています。

「肝」は「気」「血」の巡りを調節し、血液の流れを使って全身に栄養を届け、気の流れをスムーズにする働きがあります。

また感情や神経をコントロールする役割があり、「肝」の機能が弱っていると「気」や「血」の巡りが悪くなり、不安ややる気が出ないなどの「五月病」の症状が現れます。

五月病と鍼灸

五月病の特徴であるイライラやストレス状態を調節するためには、肝の働きである自律神経を整えることが重要です。

自律神経は、身体を緊張させる「交感神経」とリラックスさせる「副交感神経」の2つから成り立ちます。

五月病では、この交感神経が優位になることが多く、自律神経が乱れ始めます。

そこで自律神経を整える方法として、鍼灸はとてもオススメです。

鍼灸治療では、呼吸を正常な状態に戻すことで自律神経を整えていきます。

鍼灸は硬くなった呼吸に関係する筋肉をほぐし、呼吸をスムーズにしやすくしてくれる効果があります。

また、最近の研究で針の効果でβエンドルフィンという神経ペプチドの分泌を促進し、自律神経機能を活性化するというデータが出ています。

定期的な施術を続けていくことで、五月病の症状が徐々に改善していくことが期待できます。

この季節に起こりやすい五月病にお困りの方は「ゆどう はり灸院」へ

身体がだるくてやる気が出ない、イライラしやすく疲れやすいなどの症状のお困りの方は、「ゆどう はり灸院」にお任せください。

お一人お一人の不調やお悩みに合わせて施術を行っていきます。

お忙しい方でも通いやすいように、平日の最終受付は19時半までとなっております。

また、土曜日も営業しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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