お顔の鍼で腸内環境を整える
西新井駅西口徒歩2分・ゆどう はり灸院のブログをご覧頂き、ありがとうございます。
院長の太田です。
腸内環境の良し悪しは美肌との関わりが深いですが、お顔の鍼で腸内環境を整えられることはご存知でしょうか?
顔は内臓を映し出す鏡とも言われますが、今回のコラムでは「腸内環境も整えることができるお顔の鍼について」ご紹介していきます。
内臓の不調と七情・五臓の関係
内臓の不調は顔に現れると言いますが、顔は神経がたくさん集まっている部分のため、身体の不調が直に現れやすくなっています。
東洋医学では、内臓の不調は「感情」と関わりがあると考えています。
怒・喜・思・憂・悲・恐・驚の七情の変化は、正常範囲内であれば問題はありませんが、これらの感情が長く続くと内臓に様々なトラブルを与えます。
七情にはそれぞれ関係が深い「五臓」があり、お互いに影響し合っています。
- 怒
怒りすぎると肝の気が上に上がり、血とともに頭部へ上昇します。
そのため、目の充血や頭痛などの症状が現れます。
- 喜
喜びすぎると心の気が緩み、精神を安定させる働きが失われます。
そのため、動機や不安感・不眠症・無気力などの症状が現れます。
- 思・憂
思い込みや悩みすぎる精神が疲弊し、気が滞り脾の働きを失います。
そのため、食欲不振や腹部の膨満感・排便障害などの症状が現れます。
- 悲
悲しみすぎると、肺の気が滞り肺を傷つけます。
そのため、咳や息切れなどの症状が現れます。
- 恐・驚
恐れたり驚きすぎると、腎の気が減り身体の水分代謝が悪くなります。
そのため、むくみや失禁・白髪などの症状が現れます。
お顔の鍼が腸内環境を整える理由
顔の鍼がなぜ腸内環境を整えるのかというと、2つ理由があります。
- 腸内環境と自律神経の関係
腸は「第二の脳」と言われ、脳に次いで多くの神経細胞が集まっている器官です。
この働きは自律神経によって調整されています。
そのため、気分が落ち込んだり、ストレスで自律神経の働きが悪くなると、腸内環境も悪くなり下痢や便秘といった症状が現れます。
鍼治療は緊張状態の自律神経の働きを和らげを整えるので、腸内環境にも良いと働きを与えます。
- 顔と臓器の相互関係
顔と臓器は相関性があり、左頬が「肝」、顔は「心」、鼻下(口周り)は「脾」、右頬が「肺」、顎は「腎」の領域とされています。
鍼治療では、腸内環境を整えるために消化器官と関わりのある「脾」や大腸と関わりのあるツボを刺激していきます。
下痢や便秘など腸内環境のトラブルでお困りの方は「ゆどう はり灸院」へ
下痢や便秘などにお困りの方や腸内環境を整えたい方は、「ゆどう はり灸院」にお任せください。
お一人お一人の不調やお悩みに合わせて施術を行っていきます。
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