便秘と皮膚の関係
西新井駅西口徒歩2分・ゆどう はり灸院のブログをご覧頂き、ありがとうございます。
院長の太田です。
腸内環境が悪く便秘体質の方は、肌荒れをしやすかったり、ニキビや吹き出物が出ることが多いのではないでしょうか。
腸内の悪玉菌と善玉菌はお肌の状態に強く関わっており、健康な肌の状態を目指すなら善玉菌が優勢な腸内環境を作ることが必須です。
今回のコラムでは、便秘と皮膚の関係を腸内環境の状態と絡めてご紹介していきます。
理想的な腸内環境とは
私たちの腸内には、細菌が種類ごとに別れて集落を作っており、それを腸内フローラと呼んでいます。
腸内フローラを形成している菌は、働きにより「善玉菌」「日和見菌」「悪玉菌」の3つに分けられます。
善玉菌
腸内フローラの2割を占めており、主な菌の種類は乳酸菌やビフィズス菌などです。
腸内で乳酸や酢酸などを作り出し、腸内を弱酸性に保つ役割をしています。
日和見菌
腸内フローラの7割を占めており、主な菌の種類は大腸菌(無毒株)、連鎖球菌などです。
日和見菌は善玉菌が優勢になると善玉菌と同じ働きをし、悪玉菌が腸内で多くなると悪玉菌と同じ働きをします。
悪玉菌
腸内フローラの1割を占めており、その種類は大腸菌(有毒株)、ウォルシュ菌などです。
毒性物質を作り出し、腸内をアルカリ性にする働きがあります。
そのため、便秘で肌荒れを起こしている状態の腸内環境は悪玉菌が優勢になっており、善玉菌:日和見菌:悪玉菌=1:7:2の割合です。
理想的な腸内環境は、善玉菌:日和見菌:悪玉菌の割合が2:7:1となっていることです。
便秘と皮膚の関係
腸は、私たちの身体を作る栄養素を食べたものから吸収する働きを担っています。
また、必要な栄養素を吸収し、いらなくなった食べかすを便の材料とし、身体の外に排出します。
乱れた生活習慣や抗生物質の多様、加工食品の摂取などで腸が便秘気味になり、便が大腸に留まる時間が長くなると、便の腐敗が進行していき、より悪玉菌が好む環境を作ってしまいます。
この悪玉菌優勢の腸内フローラは、腸内でアンモニアやフェノールなどの有害物質を発生させます。
この有害物質が腸から吸収されて全身に送られると、吹き出物やアレルギー・アトピーなどの肌荒れを引き起こすと言われています。
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お一人お一人の不調やお悩みに合わせて施術を行っていきます。
お忙しい方でも通いやすいように、平日の最終受付は19時半までとなっております。
また、土曜日も営業しておりますので、お気軽にお問い合わせください。