「病は気から」気を散らす事で起こる身体の変化
西新井駅西口徒歩2分・ゆどう はり灸院のブログをご覧頂き、ありがとうございます。
院長の太田です。
「病は気から」という言葉があるように、「気」であるエネルギーが不足していると体調を崩しやすくなるという方も多いと思います。
「気」とは東洋医学の考えで、陰陽五行思想と深く関わっています。
今回のコラムでは、「気」を調整することによって身体に起こる反応をご紹介していきます。
「気」とは
中国東洋医学の思想では、人間の身体は「気」「血」「水」で成り立っていると考えられています。
その中の「気」とは、私たちの身体を動かすエネルギーのことを指します。
「気」が変化することで起こる身体の変化
身体に「気」が十分に行き届いている場合は問題ないのですが、気が不足している状態「気虚」、ストレスや気がうまく発散できず身体に溜まって悪影響を及ぼしている状態を「気滞」といいます。
気虚
何らかの原因で、エネルギーをしっかり摂れていなかったり、エネルギーの消耗が多くなって気が不足している状態です。
主な症状
- 疲れやすい
- 集中力が続かない
- 風邪を引きやすい
- 身体がむくみやすい
- 胃腸が弱い
- お通じがゆるい(下痢気味)
- 食後に眠気がくる
気滞
ストレスなどイライラする状態が多く、身体のエネルギーが滞って循環しづらくなっている状態です。
主な症状
- イライラし怒りっぽくなる
- 情緒不安定
- 生理前に胸が張る
- 寝付きが悪く、なかなか眠れない
- お腹が張り、ガスが貯まる
気鬱
本来、身体をめぐっている「気」がどこかで滞っている状態です。
滞在する場所により症状が変わってきます。
主な症状
- 疲れやすい、倦怠感
- 食欲不振
- 気力が出ない
- 便通異常
- 呼吸が浅い
- 息苦しい
気逆
気の循環が乱れ、逆流してしまう状態です。
主な症状
- 頭痛
- めまい
- 動機
- 呼吸困難
- ゲップ
- 吐き気
気を散らすことで身体は変化する
私たちの身体は、約60兆の細胞で成り立っています。
この細部は単独で存在するのではなく、それぞれが関わり合い共存しています。
東洋医学では、「気一言論」という考えがあり、全ての存在は同根同体であると考えられます。
身体は、「気」が一つに集まることで成り立ち、その気が調和することにより、私たちは健康でいられます。
この「気」が悪い方へ変化すると、身体に不調が起こり病気になるのです。
しかし、「病は気から」の言葉があるように、気が乱れている状態でも、いつまでも不調ではなく、一定期間を超えると元の状態に戻ることが可能です。
鍼灸は、この気の調整にとても優れています。
鍼灸治療を行うことにより、「気」のバランスを整えられ、病を予防することが期待できます。
気分が優れず身体の不調に悩まされている方は「ゆどう はり灸院」へ
身体がだるい、疲れやすく、疲れが取れにくい、毎日やる気が出ないという「気」の不調和にお悩みの方は、「ゆどう はり灸院」にお任せください。
お一人お一人の不調やお悩みに合わせて施術を行っていきます。
お忙しい方でも通いやすいように、平日の最終受付は19時半までとなっております。
また、土曜日も営業しておりますので、お気軽にお問い合わせください。