春に向けた養生法

西新井駅西口徒歩2分・ゆどう はり灸院のブログをご覧頂き、ありがとうございます。

院長の太田です。


3月に入り、春らしい陽気に心もウキウキする季節になりましたね。

春は寒さが和らぎ暖かくなってきて、心身ともに活動的になる時期ですが、不調を感じやすい時期でもあります。

体調不良に負けない健やかな春を過ごすために、春に向けた養生法をご紹介していきます。

春の不調はなぜ起こる?

東洋医学には、「陰」と「陽」の考え方があり、季節の変わり目にはこれらのバランスが変化します。

また、自然界の「陰」「陽」のバランスだけではなく、私たちの身体自体にも「陰」「陽」は存在していて、心身のバランスをとっています。

冬から春に変わるこの季節は、冬に優勢だった「陰」が徐々に少なくなり、「陽」が一気に増えてきます。

さらに春は引越し、新学期、就職など新しいものの始まりでもあり、生活も慌ただしくなる季節で、「陰」「陽」のバランスが崩れやすくなります。

どちらかに傾きすぎると心身に不調が起きやすく、事前に養生をして「陰」「陽」のバランスを整えることが大切なのです。

春は肝の調子が悪くなる

春に活発になりやすい五臓六腑は「肝」です。

「陽」が満ちてくると、冬にため込んでいた不要なものを解毒しようと「肝」が猛スピードで働きます。

そうすると「肝」が疲弊してしまい、「血」を蓄えておく機能が低下したり、「血」の循環が悪くなることで身体の不調が起こります。

主な症状として、イライラしやすくなったり、不眠、肩こり、めまい、のぼせなどが見られるようになります。

春の養生方法

春の養生法はこちらです。

「肝」の調子を整える食材を摂る

ほうれん草やなつめ・あさり・牡蠣など、「血」を満たす性質のある食材を積極的に摂りましょう。

また酢や柑橘類などの酸味は、「肝」の疲れを調整してくれる働きがあるので、日頃の食生活の中に取り入れてみてください。

巡りをよくする生活習慣を心がける

夜更かしやストレスは「血」を消耗させてしまいます。

なるべく決まった時間に寝て同じ時間に起きるなど、規則正しい生活を心がけましょう。

ストレスが溜まっているときは、アロマオイルの香りで「肝」の高ぶりを抑え、リラックスするようにしましょう。

春の時期の体調不良にお困りの方は「ゆどう はり灸院」へ

イライラやほてり・息苦しさが気になる方、不眠や肩こりに悩まれている方は、「ゆどう はり灸院」にお任せください。

お一人お一人の不調やお悩みに合わせて施術を行っていきます。

お忙しい方でも通いやすいように、平日の最終受付は19時半までとなっております。

当院は完全予約制となっておりますので、ご来店の際はお電話やLINEにてお気軽にお問い合わせください。

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