春ニラを食べて体の中から温めよう
西新井駅西口徒歩2分・ゆどう はり灸院のブログをご覧頂き、ありがとうございます。
院長の太田です。
通年を通して手に入りやすいニラですが、旬は3月から5月で、春に採れるニラは最も柔らかくて美味しいと言われています。
βカロテン、ビタミンB・C・E、カルシウムやカリウムなどの栄養素を豊富に含んでおり、免疫力UPも期待できます。
また、ニラは身体を温める効果もあると言われています。
今回は、体を温める効果のあるニラについてお話ししていきます。
ニラについて
ニラは別名「起陽草」と言い、気を補い内臓を温めて気血の巡りをよくする食材で、中国では根っこから種まで漢方として使用されてきました。
ニラには下記のような効能があると言われています。
- 疲労回復
- 食欲増進
- 冷えの改善
- 解毒作用
東洋医学的には、ニラの五性は「温性」で、五味は「辛」です。
身体を穏やかに温める効果があり、手足や腰の冷え・冷えによる月経不順や産後の冷えなどを取り除いてくれる働きがあります。
また、身体を温めることによって、胃腸の機能を活性化させ、食欲を改善したり整腸作用にも効果的です。
また、ニラは身体を温める作用だけではなく、五臓の「肝」にも働きかける力があります。
東洋医学でいう「肝」は、「気」や「血」の流れなどをコントロールしていると考えられています。
ストレスや気分の悪い状況が続くと、「肝」の働きが悪くなり、「気」と「血」の流れが滞ります。
「気」の滞りを「気滞」、「血」の滞りを「瘀血」と言います。
ニラは血行不良を改善し、瘀血を改善してくれます。
また、胃腸の調子もよくなることで栄養の吸収もアップし、「気」「血」を十分に身体に巡らせることができます。
ニラの食べ方
ニラの栄養素や効能を最大限に生かす食べ方をご紹介します。
生のまま食べる
旬のニラを生のまま食べると、栄養素を丸ごといただくことができます。
ニラを加えた野菜サラダと一緒に食べたり、薬味として豆腐などの食材と一緒に生で食べる方法がオススメです。
ニラを使ったドレッシング
ニラを細かくカットし、ドレッシングやタレとして使うと香りとともに栄養もしっかり摂ることができます。
生姜やニンニクと一緒にタレを作ると、ダブルの効果で冷え性を予防してくれます。
野菜炒めなどにいれる
油を使った炒め物とニラを一緒に使うことをオススメします。
炒め物の定番は、レバニラ炒め!
貧血に悩んでいる女性は、レバーと共に鉄分を補うことができます。
ニラを食べるときの注意点
栄養素が豊富で薬効作用のあるニラですが、食べる際には注意が必要です。
ニラは食物繊維が豊富で、適量を食べている場合には問題ないのですが、一度に大量に食べてしまうと、逆に消化不良を起こしてしまう可能性があります。
ニラは今まさに旬の季節ですが、美味しいからと言って食べすぎないように気をつけましょう。
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