鍼灸で夏の土用を乗り切ろう!
西新井駅西口徒歩2分・ゆどう はり灸院のブログをご覧頂き、ありがとうございます。
院長の太田です。
今年の土用は7月20日(木)〜8月7日(月)で、1年で最も暑さを増す時期です。
過酷な夏の暑さを乗り切るために、うなぎを食べるのはみなさまご存知だと思います。
夏の土用あたりは梅雨明けにあたり、体調を崩しやすい時期です。
この時期には特にお灸を行うことで、体調不良を予防することができます。
今回のコラムでは、夏の土用のお灸についてご紹介していきます。
土用の期間におすすめの土用灸
土用灸は、夏の土用に据えるお灸で、夏バテや身体のだるさ、病気の回復に効果があると言われています。
夏目漱石も「土用にして灸を据うべき頭痛あり」と謳ったこともあるほど、土用にお灸をするのは他の季節よりも効果があると信じられてきました。
日本の夏は高温多湿で、汗が蒸発しにくく、身体の中に熱がこもりやすくなります。
そのため、体温調節がうまくいかなくなり、自律神経を崩し身体が重だるくなったり、関節を動かしにくくなり身体に負担がかかり痛みが発生したりします。
その際に、土用灸をして乱れた自律神経を整えていきます。
土用灸で使うツボ
合谷
親指と人差し指の間にあるツボで、頭痛や肩こり、目の疲れ、歯痛に効果的です。
足三里
膝の外側のくぼみから指4本下にあるツボです。
夏バテや消化不良に効くツボです。
関元
東洋医学では丹田と言われるツボで、おへそから指4本下にあるツボです。
下痢や便秘に効くツボと言われ、夏の腹痛に効果的です。
太けい
内くるぶしとアキレス腱の間にあるツボで、下半身の冷えやむくみに効くツボです。
身体の水分の調整をしてくれるので、むくみで身体がおもだるい時に温めましょう。
夏の土用にはお灸でケアを
夏の土用の季節特有の体調不良は、日々意識して身体を温めることを習慣化することが大切です。
その方法の一つとして「お灸」が最適で、お灸に含まれる「チネオール」という成分には鎮静作用があり、リラックス効果が得られると同時に、神経の興奮を治めて血行促進をしてくれます。
暑い夏は胃腸の動きが悪くなったり、免疫力が低下して風邪をひきやすかったりしますので、お灸を据えて自律神経を整えていきましょう。
「ゆどう はり灸院」では、お一人お一人の不調やお悩みに合わせて施術を行っていきます。
お忙しい方でも通いやすいように、平日の最終受付は19時半までとなっております。
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