花粉症と便秘の関係
西新井駅西口徒歩2分・ゆどう はり灸院のブログをご覧頂き、ありがとうございます。
院長の太田です。
春は花粉症が気になりますが、花粉症の人は便秘の症状で悩んでいることが多いといわれています。
2つの症状は、関連がなさそうに感じますが、花粉症の人が便秘になりやすいのには理由があります。
今回のコラムでは、花粉症と便秘の関係についてご紹介していきます。
花粉症と腸の関係
花粉症は免疫のバランスの乱れで発症しやすくなると言われています。
悪化を防ぐためには、花粉症対策では免疫力を正常に働かせることを考えていきます。
腸には免疫機能に関わる細胞が7割程度集まっているといわれています。
免疫力を高めるためには、腸の健康は欠かすことができません。
便秘症の人は、腸の働きや腸内環境が悪いことが多く、そのために花粉症になりやすいことが考えられます。
服用している薬の影響
つらい花粉症の症状を抑えるのには、薬が有効です。
花粉症の薬は「抗ヒスタミン薬」が処方されることが多くなっています。
抗ヒスタミン薬は、くしゃみや鼻水を抑えてくれますが、消化器全体の動きを抑える働きがあるとされています。
薬を飲み出してから便秘が悪化したという場合は、抗ヒスタミン薬の副作用が影響している可能性があります。
腸を健康にしよう
腸を健康することは、「花粉症」と「便秘」両方の悩み改善につながります。
便秘になると排泄物が長く体内にとどまるので、老廃物や毒素も体内に残ったままになります。
腸内の老廃物から排出される毒素は、血液から全身に巡り、健康面・美容面ともに悪い影響を与えてしまいます。
花粉症対策にはもちろん、健康維持のためにも腸内環境を整えることを考えていきましょう
食事で改善する
腸の健康には、食事の見直しは欠かせないものです。
バランスの良い食事を心掛け、腸内環境改善に良い食べ物を積極的に摂りましょう。
腸内環境を整える食品では、ヨーグルトが良く知られています。
最近は、機能性を重視した商品が増えていますので、体質に合うものを選びましょう。
味噌やキムチ、ぬか漬けなどの発酵食品は植物性乳酸菌を豊富に含んでいます。
海藻類はカロリーが低く、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類の食物繊維を含んでおり、腸内環境を整えるのに良い食材です。
運動をする
便秘を改善するためには、腸を刺激して動きを良くすることが大切です。
運動不足になると、腸の働きが悪くなりがちです。
腸の蠕動を活発にするなら、ウォーキングや腹筋運動などの軽い運動を取り入れてみましょう。
ウォーキングや軽いランニングは、腸をゆらし適度に刺激を与えてくれます。
腹筋運動で腹筋を鍛えることは、便を押し出す力を高めることにつながります。
腹筋運動は便秘対策だけではなく、ウエストのサイズダウン効果も期待できます。
便秘は水分不足でも起こりやすくなりますので、運動後の水分補給はしっかり行いましょう。
ツボを刺激する
便秘の改善にはツボ刺激が効果的です。
便秘に良いツボでは、胃腸の働きを高める「天枢(てんすう)」が有名です。
場所は、左右に指3本分のところにあります。
刺激することで、胃腸の働きを活発にし、胃もたれや食欲不振などの症状改善に役立ちます。
さらに、「大巨(だいこ)」も古くから便秘に良いツボとして知られています。
場所は、おへそから下へ指3本分下がったところから、さらに左右に指3本分横にいったところです。
下腹部のハリや不快感を和らげるのに役立ちます。女性特有の症状改善にも良いツボといわれています。
万能のツボと呼ばれる「合谷(ごうこく)」は、手の親指と人差し指の骨が交わる手前、人差し指側のへこんだ部分です。
押しやすい部分にあり、いつでも気軽に刺激できるツボです。
合谷は、肩こりや頭痛などの不快症状にも良いツボといわれています。
ツボは手指を使って押すことができますが、より的確なツボ指摘をするなら鍼灸をおすすめします。
局所的なツボ刺激だけではなく、全身的なアプローチで便秘や花粉症の悩みに対応していきます。
花粉症や便秘にお困りの方は「ゆどう はり灸院」へ
花粉症とそれに伴う便秘のお悩みは、「ゆどう はり灸院」にお任せください。
お一人お一人の不調やお悩みに合わせて施術を行っていきます。
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