【はり・灸治療と東洋医学】鍼(はり)について

西新井駅西口徒歩2分・ゆどう はり灸院のブログをご覧頂きありがとうございます。
院長の太田です。

鍼と針

はりには鍼と針のふたつ漢字があります。

針とは注射の針や縫い針など、細く先のとがったものに対していいます。しかし、東洋医学の鍼治療には鍼という漢字が使われます。

例えば、注射の針とは言いますが注射の鍼とは書きません。

注射の針と鍼治療に使う鍼、何が違うのでしょうか。

注射に使われている針は、薬を入れるための管になっています。そのため、太さが0.4mm〜1.6mm程度と太いです。それに対して、鍼は鍼治療に使われツボに刺す事を目的としています。太さが注射針と比べて細く0.1mm〜0.3mm程度です。

注射の針は、先端が鋭く尖っているのに対して鍼は丸みがついています。

鍼治療とは

鍼治療とは、鍼をツボ(経穴)に刺して刺激を与える事により様々な効果を得る事です。
身体の特定部位に刺す方法や、刺した後に鍼を動かす等様々な手技があります。

日本で鍼治療を行うためには、はり師の国家資格が必要です。

鍼治療は長い歴史と、多くの臨床経験があります。
さらに、鍼治療について研究が進み、なぜそのような効果があるのか少しずつ明らかになってきています。

鍼治療の効果

鍼治療は、鍼の刺激により神経系、内分泌系、免疫系などに作用します。その結果、血流の改善や内臓機能の調整、鎮痛作用、免疫力向上といった効果があります。

運動器疾患や循環器系疾患、呼吸器疾患だけでなく消化器疾患や泌尿・生殖器系疾患等様々な疾患に対して効果があります。

慢性的な痛みのある腰痛や頸部痛、膝痛に対して痛みの緩和に効果がある可能性があります。

鍼治療は痛いの?

針と聞けば、注射の針を想像すると思います。

そのため、鍼も痛いのではないかと考えて不安に思う人が多いのではないでしょうか。

実際には、痛みをほとんど感じません。
理由は、注射の針よりも鍼は細く先端も丸いため人が痛みを感じる痛点を刺激しないからです。
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