東洋医学における「心身一如」とは

西新井駅西口徒歩2分・ゆどう はり灸院のブログをご覧頂き、ありがとうございます。

院長の太田です。

今回のコラムでは、東洋医学の治療の特徴である「心身一如」についてご紹介していきます。

心身一如

西洋医学では、心と体は別のものと考えられ発展してきました。

それに対し東洋医学では、こころと身体はつながっていて、心の不調が身体の症状に影響したり、身体の症状が心の不調を招いたりするという「心身一如」の考え方に基づいた治療で発展してきました。

「病は気から」という言葉があるように、心と体は密接につながっています。

怒りやストレスなどがあると、無意識に身体の力が入りやすくなり、ちょっとした刺激にも過剰に反応します。

この状態が長期間続くと、自律神経のバランスが崩れ、身体がだるい・疲れが取れない・なんとなくやる気がでないといった身体の不調を引き越し、それが心にも影響してしまいます。

七情

東洋医学では、怒(怒り)・喜(喜び)・憂(憂い)・思(思い)・悲(悲しみ)・恐(恐れ)・驚(驚き)という感情の変化を「七情」といいます。

強烈な精神的ショックを受けたり、長期的に精神的ストレスで感情が極度に変化することにより、五臓が傷つけられ不調を起こします。

自分の「内」にある感情の変化で身体を「傷」つけ、不調や病気を発生させることを「内傷」といいます。

怒(怒り)の感情の変化は、イライラしたり、気が昇ることをいいます。

東洋医学で怒(怒り)の感情は「肝」を傷つけます。

喜(喜び)はポジティブなイメージしかありませんが、喜びが過ぎると気が緩んでしまうと言われています。

喜(喜び)が強過ぎると「心」や「肺」を傷つけます。

  • 憂(憂い)、悲(悲しみ)

過度の悲しみは、呼吸の異常や気力や意欲の低下などが見られることがあります。

憂(憂い)の感情は主に「肺」と「脾」を傷つけます。

  • 思(思い)

不安なことが多かったり、焦りなど思慮過度になると、食欲不振や軟便・下痢など消化器の機能低下を生じます。

思(思い)は主に「脾」を傷つけるとされています。

  • 恐(恐れ)、驚(驚き)

恐いことが度重なったり、不意なことに驚く状態は過度に緊張している状態です。

驚きと恐怖は東洋医学で「腎」を傷つけます。

病院(西洋治療)で効果が得られない方は「ゆどう はり灸院」へ

身体がだるい・疲れが取れない、睡眠が浅いなどの心と身体の歪み。

病院(西洋治療)で見てもらったけど、原因が分からずなかなか症状が治らないという方は、「ゆどう はり灸院」にお任せください。

お一人お一人の不調やお悩みに合わせて施術を行っていきます。

お忙しい方でも通いやすいように、平日の最終受付は19時半までとなっております。

また、土曜日も営業しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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