節分に起こる身体の変化

西新井駅西口徒歩2分・ゆどう はり灸院のブログをご覧頂き、ありがとうございます。

院長の太田です。


2月3日の節分が終わり、豆まきや恵方巻を食べて行事を楽しんだという方が多いかと思います。

しかしこの時期になると、イライラしたり、頭痛がしたり、吐き気・動機など、なぜか体調がおかしくなるという方が多くいます。

今回のコラムでは、節分で起こる身体の変化についてご説明していきます。

節分の習わしとは

古来より、季節の変わり目は環境の変化が大きくなり、疫鬼(えきき)が人々に病や災害などの邪気(鬼)をもたらすと考えられてきました。

そのため、節分はこの時期の邪気(鬼)を払うために始まったとされています。

節分に起こる身体の変化

節分が終わり2月4日の立春も迎え、まだまだ寒い日が続きますが、この時期は少しずつ春の訪れを感じます。

身体を休める季節だった冬から、活動する春へと変化しますが、この時期は「気」が上がりやすいのが特徴です。

また、この時期は五臓六腑の中の「肝」の季節で、肝の働きが亢進しすぎたり、うまく調整できないと肝臓・目・筋肉・爪・自律神経など、肝の経絡に関わる器官に影響が出やすくなります。

節分の前後で、主に出やすい症状はこちらです。

節分前後に出やすい症状

花粉症、胃腸のトラブル、頭痛、めまい、目の痒み、充血、鼻詰まり、喉の痛み、耳鳴り、肩こり、イライラ、足のつり

この時期で1番辛いのは、花粉症ではないでしょうか。

東洋医学で花粉症は、冷えた水分が停滞した状態のことを指し、透明な鼻水症状が良く見られます。

長く続く寒い季節とともに、日頃から冷たい飲み物や薄着をしている人は、胃が冷えやすくなり「水飲(すいいん)」という冷たい水が身体に溜まった状態になりやすくなります。

節分の養生

のんびりする時間を作る

この時期は「肝」との関係が深い「怒」の感情が現れやすくなるので、のんびりと穏やかに過ごす時間を作ることが大切です。

イライラしそうになったら、深呼吸をするなどして心を落ち着けましょう。

睡眠をしっかりとる

「肝」に関係している時間は午前1時から3時の間です。

この時間にデトックスなどが活発に行われるので、この時間帯にしっかり熟睡できていることが大切です。

身体を温める

「肝」が活発になりすぎると、気が上にいきやすくなります。

そのため、足と腰をしっかり温めて、下半身の冷えを防ぐようにしましょう。

節分前後の体調不良にお困りの方は「ゆどう はり灸院」へ

節分前後になると、花粉症や頭痛などに悩まされるという方は、「ゆどう はり灸院」にお任せください。

お一人お一人の不調やお悩みに合わせて施術を行っていきます。

お忙しい方でも通いやすいように、平日の最終受付は19時半までとなっております。

当院は完全予約制となっておりますので、ご来店の際はお電話やLINEにてお気軽にお問い合わせください。

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