こころと東洋医学
新井駅西口徒歩2分・ゆどう はり灸院のブログをご覧頂き、ありがとうございます。
院長の太西田です。
東洋医学では、心身一如(しんしんいちにょ)という言葉があるように、こころと身体はつながっていると考えられています。
今回のコラムでは、東洋医学でいう「こころ」がどのような影響を与えるかをご紹介していきます。
東洋医学でいう「こころ」
東洋医学では、五臓と感情は心身一如という深い関係にあります。
最近怒りっぽくなっていると感じる時は、肝の働きが乱れていると考えられ、悲しくなりやすい時は肺が弱っていると考えられるなど、内臓の動きが感情にも影響を与えます。
こころを心臓ではなく、自律神経ととらえて脳の働きに関係すると考えています。
思考や記憶、意思などの人間の精神状態は心がコントロールしています。
そのため心と脳、また心と肝は精神的な結びつきは強いと言われます。
もちろん、西洋医学の心臓としての機能である、血液を身体中に行き渡らせるポンプの役割も担っています。
こころの変調による症状
血液を身体全身に循環させる心の機能が低下すると、身体のあちこちに不調が起こります。
顔に現れる不調
顔には血管が多く、健康的な時の顔色は血色がよく艶があるのに対し、不調が現れると顔色が青白くなり、唇は青紫になります。
生理機能に現れる不調
- 動機
血の不足または血行不良により、身体の冷えを改善しようと脈拍が増えます。
そのため動機や不整脈、胸の苦しみを感じやすくなります。
- 排泄不調
こころの不調は小腸の消化機能にも影響を及ぼし、便秘や下痢などの排泄障害を起こします。
- 物忘れ
心に血が不足すると、心に栄養がいかなくなり機能が低下します。
物忘れ以外にも、めまい、眠りが浅い、夢を見やすいということが起こります。
精神に現れる不調
こころの機能低下により血行障害が起こると、落ち着かなくなったり、イライラしたり、精神的に不安に陥りやすくなります。
新生活が始まり、身体の不調を感じている方は「ゆどう はり灸院」へ
春から新しい生活が始まり、そろそろ心と身体が疲れてきたと感じている方は、「ゆどう はり灸院」にお任せください。
お一人お一人の不調やお悩みに合わせて施術を行っていきます。
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