梅雨の養生
西新井駅西口徒歩2分・ゆどう はり灸院のブログをご覧頂き、ありがとうございます。
院長の太田です。
福岡、大阪、名古屋、東京などの都市は、6月4日〜7日に梅雨入りし、7月19日ごろに梅雨明けとなるようです。
梅雨の時期は、雨や曇りが多くなり、日々の生活にも様々な影響が出る時期ですね。
今回のコラムでは、梅雨の季節を健やかに過ごせるように「梅雨の養生」について、お話ししていきます。
梅雨の湿邪
東洋医学では、外からやってくる病気の原因を外邪(六淫)と言い、風・寒・暑・湿・燥・火(熱)の6種類あります。
湿気の多い梅雨の季節は、「湿邪」が身体に入りむくみや重だるさなど不調を感じやすくなります。
湿邪が身体に入ると「脾・胃」の機能が弱ります。
「脾・胃」は食物を消化吸収し、全身に栄養を送る働きをしているのと同時に、水分代謝も行っています。
「脾・胃」の働きが弱くなると、いつもと同じように食べていても、通常より消化吸収しにくくなることもあります。
その時に、食欲低下や胸焼け・むくみ・身体のだるさ・下痢・便秘などの症状が現れます。
梅雨の養生
脾を整える食材
湿邪が入り弱った脾・胃の働きを整えるために、体内に溜まった「余分な湿気」を排出する必要があります。
消化促進に役立つ生姜やニンニク・スパイスなど、香辛料は脾の働きを助けて「気」を補い余分な水分を排出します。
またハトムギ、インゲン豆、セロリ、とうもろこし、玉ねぎなどは、身体の中の余分な水分を排出する代表的な食材です。
このように日常生活で汗をかくような食材や余分な水分を排出する食材を摂り入れ、湿気を出すように心がけましょう。
生野菜や刺身、冷たい飲み物・食べ物の摂りすぎに注意しましょう。
身体を冷やさない
暑くなると、冷房でキンキンに冷えた部屋や施設にいることが多くなりますが、冷房が強すぎるところに長居することは避けましょう。
身体を冷やすと余分な水分が身体に溜まりやすくなります。
ストールや膝掛け、薄手の腹巻などを持参し、温かい飲み物や食べ物を食べて、身体を冷やさないようにしましょう。
梅雨の養生は「ゆどう はり灸院」へ
梅雨の季節の身体だるさやむくみ対策は「ゆどう はり灸院」にお任せください。
お一人お一人の不調やお悩みに合わせて施術を行っていきます。
お忙しい方でも通いやすいように、平日の最終受付は19時半までとなっております。
また、土曜日も営業しておりますので、お気軽にお問い合わせください。