秋は消化器が元気になる!
西新井駅西口徒歩2分・ゆどう はり灸院のブログをご覧頂き、ありがとうございます。
院長の太田です。
食べ物が美味しい実りの多い季節になりましたね。
「食欲の秋」とはよく耳にしますが、なぜ秋の季節はこのように言われるようになったのかご存知でしょうか?
今回のコラムでは、なぜこの季節に消化器官が元気になり食欲が増すのかをご紹介していきます。
なぜ秋は食欲が増すのか
秋になると、夏バテで食欲がなくても徐々に回復してくる方も多いのではないでしょうか。
この時期は、ジメジメっとした夏の暑さからカラッとした秋晴れに変化し、胃腸が元気に回復していきます。
東洋医学の五臓六腑の「脾」は、食べ物を消化・吸収して「気」を作り、全身に「気」を巡らせる働きをしており、西洋医学で言う消化吸収の働きをしています。
この「脾」は、夏の湿度に弱い傾向があり、逆に乾燥する秋になると元気になります。
夏の間に食欲が落ちた、食べているのに太れない、むくみが気になるなどの症状があった方は、いわゆる夏バテで「脾」が弱っていたと考えられます。
お米や山菜、果物などが豊富になる秋は、食べ物が美味しく食欲も高まりますが、空気が乾燥して胃腸が元気になり、美味しいものを美味しく食べられることも、秋に消化器が元気になる要因と考えられます。
しかし、消化器の調子が戻ってきたからと言って、調子に乗って食べすぎると「脾」に負担をかけてしまうので注意が必要です。
秋の「脾」ケア
腹八分目を心がける
秋は美味しい物が多くなる季節ですが、食べすぎずに腹八分目を心がけましょう。
腹八分目は「脾」のケアにも大切ですが、健康的に過ごすためにも重要です。
早食いの人は腹八分目を感じにくいので、ゆっくり食事をすることをオススメします。
満腹中枢が刺激されるのは、食事を始めて約15〜20分と言われています。
ゆっくり食べて満腹中枢を刺激し、腹八分目を心がけましょう。
冷たい食べ物・飲み物を控える
「脾」の働きを正常に保つために、冷たい食べ物・飲み物を控えるようにしましょう。
体調を崩す原因の多くは、「湿気と冷たいものの摂りすぎ」と言うことが多いのです。
スープなどの暖かいもの摂り、身体を温めるようにしましょう。
季節の変わり目の体調不良にお困りの方は「ゆどう はり灸院」へ
夏から秋にかけての消化不良や下痢・便秘などの体調不良にお悩みの方は、「ゆどう はり灸院」にお任せください。
お一人お一人の不調やお悩みに合わせて施術を行っていきます。
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