医食同源
西新井駅西口徒歩2分・ゆどう はり灸院のブログをご覧頂き、ありがとうございます。
院長の太田です。
みなさんは、「医食同源」という言葉をご存じでしょうか。
聞いたことはあっても、その意味が良く分からないという人もいると思います。
これは、漢方の考え方で良く使われている言葉です。
今回のコラムでは、医食同源についてご紹介していきます。
医食同源の意味
医食同源という言葉は日本の造語で、もともとは中国の「薬食同源」がもとになっています。
簡単に説明すると、健康を維持するためには医療も食事も同じぐらい大切だということです。
古くから中国で使われている「薬食同源」は、身体に良いものを食べていれば、薬に頼らなくても健康を保てるという考えです。
現代は医療は著しく進化しており、食べ物も実に豊富ですが、ジャンクフードやインスタントなど身体にはあまり良くない食べ物が多く存在します。
いくら医療が発達していても、高カロリーで栄養バランスの悪い食事を続けていると、肥満を招き、生活習慣病のリスクを高めてしまいます。
健康を維持するためには、医療や薬に頼るだけではなく、日頃の食生活を改善することが大切です。
健康的な食事とは
健康的な食事では、栄養バランスを整えること、食べ過ぎず腹八分目にするなどがあげられます。
乱れた食生活は、健康に悪影響を与えます。
心身の不調を感じている人は、まずは食事から見直してみましょう。
三大栄養素をバランスよく摂る
忙しいときは、菓子パンだけ、麺類のみなど簡単な食事になりがちです。
こうした食べ方はカロリーは足りていても、身体が本当に必要とする栄養素が摂れていないことも少なくありません。
特に「三大栄養素」はしっかり摂ることが大切です。
三大栄養素は、「炭水化物」「タンパク質」「脂質」です。
炭水化物はエネルギーとなるブドウ糖を体内に供給するために欠かせない栄養素です。
不足するとエネルギー不足を招きますし、集中力や判断力が低下してしまいます。
タンパク質は、筋肉や血液、臓器・髪など身体の様々な組織を作るのに欠かせない栄養素です。
身体の機能を調整するのにも欠かせない栄養素で、不足すると免疫力低下や筋力の低下や、肌や髪の衰えなど様々な不調が出てきます。
脂質は、エネルギー源として役立つことはもちろん、脂溶性ビタミンの吸収をサポートしてくれます。
さらに、体温の保持や内臓の保護にも役立ってくれます。
ダイエット中は、脂質や炭水化物をカットする傾向がありますが、不足すると様々な不調が起こる可能性があります。
極端に減らすのではなく、必要な量はきちんと摂取しましょう。
最適なエネルギー量を摂取する
健康的な食事では、カロリーが適切であることが大切です。
栄養はしっかり摂ることが大事ですが、必要以上にカロリーを摂取することを続けていると、消費しきれずに肥満になる可能性があります。
肥満になると、見た目が悪くなるだけではなく、生活習慣病などにかかるリスクが高まります。
逆にダイエットで、極端なカロリー制限をすることも健康に良いことではありません。
カロリー不足になると、体重減少やエネルギー不足、筋力低下や集中力の低下など様々な問題が出てきます。
一日に必要なカロリーは、年齢や性別、活動量・基礎代謝量によって変わってきます。
自分に合うカロリーがわかれば、極端な食事制限をしなくても、適正体重を維持できるようになります。
旬のものを食べる
健康的な食事には、旬の野菜や果物が役に立ってくれます。
例えば、夏はトマトやきゅうり、スイカなどが美味しい季節ですが、これらの食材は身体を冷やし、夏バテや日焼けを防いでくれます。
冬は、レンコンやゴボウなどの根菜類や、みかんなどが旬ですが、これらの食材は身体を温めてくれる効果があります。
旬の食材は、身体を整える効果があるものが多いので、積極的に摂り入れましょう。
旬の食材は新鮮で栄養価が豊富で、安価で入手できるなど様々なメリットがあります。
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