冬から春への身体の変化

西新井駅西口徒歩2分・ゆどう はり灸院のブログをご覧頂き、ありがとうございます。
院長の太田です。
2月4日は立春、旧暦の新年です。
冬の厳しい寒さも徐々に落ち着き、春の訪れを感じてくる頃です。
暖かくなってくると気分も明るくなりやすくなるはずが、花粉症や肌荒れ・アレルギーなどの身体の不調に悩まされていませんか?
今回は、東洋医学の「発陳」(はっちん)と「春の養生」についてお話していきます。
「発陳」(はっちん)
東洋医学で春の3ヶ月を「発陳」(はっちん)と呼び、冬の間に眠っていたものが芽吹く季節です。
植物は春に芽吹く準備のため、冬の間、地中でエネルギーを蓄えじっとしています。
これは動物も人間も同じです。
冬の寒さが終わり暖かくなってくると、身体のエネルギーをいよいよ発散する時に、持病やアレルギーも一緒に吹き出してしまいます。
また、寒い冬から暖かい春への変化に身体がうまく対応できないと、自律神経のバランスが崩れ不眠や便秘・情緒不安定になりやすくなります。
発陳は良くも悪くも「芽吹く」季節なので、持病がある方はその症状が出やすい季節です。
春の不調と養生
春の不調
春は五臓の「肝」の季節で、「肝」の高ぶりが起きやすい時期です。
東洋医学で肝は「血」を貯蔵し、それを必要なところに送る働き、また精神の安定や新陳代謝をコントロールする働きがあると考えられています。
春に強まる陽のエネルギーとともに肝も乱れやすくなり、不眠やのぼせ・めまい・目の充血など、上半身の症状が出やすくなります。
また「肝」はストレスの影響を受けやすく、「肝」の不調が起きるとイライラや情緒不安定など精神面でも症状が出てきます。
春になると必ず身体の調子が悪くなるという方は、「肝」の不調が原因です。
春の養生
春の養生に重要なのは、この季節に乱れがちな「肝」を整えることです。
暖かくなってくるこの季節、下記の養生法で「肝」を整えましょう。
- 睡眠をしっかりとる
- 軽い運動を行う
- 呼吸で心を整える
- 「血」を満たす性質の食材を摂る
- アロマなどの好きな香りでリラックスする
これらを習慣に取り入れて「肝」の高ぶりを鎮め、快適な春を迎えましょう。
冬から春のアレルギーや肌荒れにお悩みの方は「ゆどう はり灸院」へ
冬から春への季節の変わり目に必ず体調不良になる方、春先に花粉症や肌荒れに悩まれている方は「ゆどう はり灸院」にお任せください。
お一人お一人の不調やお悩みに合わせて施術を行っていきます。
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