この季節に多い症状④「鼻炎」
西新井駅西口徒歩2分・ゆどう はり灸院のブログをご覧頂き、ありがとうございます。
院長の太田です。
春の過ごしやすい季節になって気持ちも晴れやかですが、この時期「鼻炎」に悩まされる人も少なくありません。
特に春は開花の季節で、それに伴い花粉症の鼻詰まりがひどくなってくる季節です。
今回のコラムでは、この時期に多い症状「鼻炎」を東洋医学の観点からお話ししていきます。
東洋医学で見る「鼻炎」
東洋医学で考える「鼻炎」は、身体の中に「外邪」が進入し、身体に悪さをすることで起こります。
これを西洋医学では「アレルゲン」といいます。
今の時期に多い花粉症やアレルギー性鼻炎は、「風邪」が身体に入ってくることで、目のかゆみや鼻水といった上半身に出る症状を起こします。
春の鼻炎と秋の鼻炎の違い
東洋医学では、春の季節に起こる鼻炎と秋の鼻炎は違うものと考えます。
春は「肝」の季節で、1年を通してよく働き肝機能が亢進しやすい時期です。
「肝臓」は全身に血液を送り、血液を巡らせる働きを行っています。
その働きがなんらかの影響で上手く働かないと、頭に血が上り鼻や目の粘膜が充血したり、鼻が詰まったり、皮膚が痒くなったりという症状が起こります。
それに対し秋の鼻炎は、気温が急に下がり始めることで毛穴が閉じ、皮膚呼吸がしにくくなるので、鼻に負担がかかります。
そのため秋の鼻炎は、呼吸と深く関わっている「肺」の機能が低下し鼻炎を起こします。
鼻炎の対処法
鼻炎を改善するためには、内側から対処することが重要です。
鼻炎の種類によって対処法も異なりますので、参考にしてください。
水っぽい透明な鼻炎
身体が冷えているときに起こる鼻炎で、身体を温めることで緩和されます。
ネギや生姜など、身体を温める食材を日常生活の中に取り入れましょう。
また、湯船や足湯などをして、身体を温める習慣を身に付けると良いでしょう。
黄色っぽい粘りのある鼻炎
大人しくしていた「肝」のエネルギーが上手く発生できず、身体の中に熱がこもっているときに起こる鼻炎です。
身体を冷やすことが大切なので、トマトやきゅうりなどの夏野菜を取り入れましょう。
辛いものや甘いものなどは、身体にこもった熱を増やす要因になり症状が悪化する恐れがあるので、控えるようにしましょう。
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