心のモヤモヤは「気」の滞り
西新井駅西口徒歩2分・ゆどう はり灸院のブログをご覧頂き、ありがとうございます。
院長の太田です。
今回のコラムでは、3月から4月にかけて起こりやすい不調である「気の滞り」についてお話ししていきます。
東洋医学では、心のモヤモヤやイライラなどの症状を「気滞」といい、生活習慣や「気滞」の症状を緩和するオススメの食べ物などご紹介していきます。
「気滞」とは
「気滞」とは、「気」がスムーズに流れない停滞状態のことをいいます。
東洋医学で「気」は、元気の源であり、精神を安定させたり身体を動かす原動力であると考えられています。
そのことから「気滞」になると「血・津液」の流れを邪魔したり、他の臓器や組織の働きを低下させます。
こちらの項目に当てはまる物が多ければ「気滞体質」です。
- イライラする
- 怒りやすい
- 気持ちの浮き沈みが激しい
- 寝付きが悪い
- 胸、お腹、脇などに圧迫感がある
- 胃腸の調子が悪い
- 生理前に胸が張る
- 生理前になると辛いPMS(月経前症候群)の症状に悩まされる
- 排尿はお通じがスムーズでなく、安定しない
- 喉に何か詰まっているような違和感がある
- 浮腫みやすい
- 目が充血しやすい
「気滞」になる原因は様々ですが、一般的に1番多いのが精神的ストレスによるものです。
責任感が強い、神経質、ストレス発散が苦手、完璧主義な人に多く見られます。
また不摂生な食生活も影響があります。
「気滞」の改善
自宅ケアで「気滞」を改善する方法として、「呼吸法」と「食事」があります。
気滞体質にオススメな呼吸法
気滞の改善に1番大切なのは、身体に溜まっている余分な気を発散することです。
心がモヤモヤし頭がまとまらない状態を、呼吸とともに落ち着かせリラックスさせましょう。
溜まった気を思いっきり吐き出すイメージで、ゆっくり腹式呼吸を行います。
普段私たちが何気なくしている胸式呼吸は、ストレスや不安を感じると呼吸が浅くなります。
イライラする、怒りっぽい、PMSが辛いなどの気滞体質の方は、ストレスを緩和するために腹式呼吸を行い、気の流れをスムーズにしましょう。
気滞体質にオススメな食事
香の良い香味野菜やハーブ
気滞体質の方は、普段から香の良い野菜を取り入れるようにしましょう、
セロリやバジルなどの香味野菜は、アロマ効果があり精神を落ち着かせる働きがあります。
柑橘類
適度な酸味と甘味は気の停滞を取り除きます。
みかんやゆずなどの香りは、ストレス解消に効果的です。
ナッツ類
ナッツ類には、精神の安定を保つセロトニンというホルモンの材料であるトリプトファンとビタミンB6が豊富に含まれています。
食べ過ぎは消化不良を起こす恐れがありますので、適量を守って食生活に取り入れましょう。
控えた方がいい食べ物
辛味や刺激物(唐辛子、胡椒など)、揚げ物、甘いもの(チョコレート、ケーキ、クッキー、菓子パン)など
これらの自宅ケアを行っていても症状が改善されない時は、お近くの診療所を受診することをオススメします。
心がモヤモヤしてイライラする気滞体質の方は「ゆどう はり灸院」へ
生理前の辛いPMSやむねやみぞおちが張って苦しいなど、気滞の症状にお悩みの方は「ゆどう はり灸院」にお任せください。
お一人お一人の不調やお悩みに合わせて施術を行っていきます。
お忙しい方でも通いやすいように、平日の最終受付は19時半までとなっております。
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