冬から春への身体の変化
西新井駅西口徒歩2分・ゆどう はり灸院のブログをご覧頂き、ありがとうございます。
院長の太田です。
冬から春にかけては、体調不良を感じやすいといわれています。
今回のコラムでは、「冬から春への身体の変化」についてご紹介していきます。
寒暖差による自律神経の乱れ
冬から春に変わる時期は、疲労感や体調不良を訴える人が増えてきます。
その理由のひとつには、寒暖差の変化に伴う自律神経の乱れがあげられます。
自律神経には体温調整の役割がありますが、寒暖差が激しいと、ストレスがかかり、自律神経の乱れを招きます。
それに、春は生活の環境が大きく変わる時期です。
入学や卒業もこの時期ですし、新生活を始められる人も多いでしょう。
3月は年度末ということもあり何かと忙しく、ストレスや疲労を感じやすくなります。
ストレスや過労は、「自律神経失調症」の引き金となることがあります。
自律神経失調症になると、不眠や食欲不振・のぼせ・手足の冷え・動悸・発汗など様々な不快な症状が現れます。
自律神経を整える
自律神経の乱れからくる体調不良を改善するには、生活習慣の見直しが効果的です。
改善方法には下記のようなものがあります。
- 一日3食バランスの良い食事を心掛ける
- 睡眠時間を確保する
- 朝日を浴びる(睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を促進)
- 軽いストレッチで筋肉をほぐす
- ぬるめのお風呂でゆっくり体を温める(副交感神経が優位になる)
- 腸内環境を整える
- アロマなどので良い香りでリラックスする
どの方法も、手軽ですぐに始められるものばかりです。
遅い時間の食事や過度の飲酒、夜更かしなどは症状を悪化させる原因になるので注意しましょう。
血圧の変化に注意
冬から春にかけては血圧の変化に注意が必要です。
暖かくなると、血管が拡張し血圧が下がりやすくなります。
血圧が低下すると、めまいや立ちくらみなどの不快な症状が起こりやすくなります。
暖かい春は、血圧が安定するというイメージもありますが朝晩と昼間との寒暖差が激しく、血圧も上下しやすい季節です。
寒い冬の時期は心臓に負担がかかりやすく、血圧が上がりやすくなります。
心臓疾患のある方や高齢の方は、特にこの時期の血圧管理はしっかり行いましょう。
血圧計があれば自宅で簡単に測定できますし、健康管理の目安にもなります。
血圧を整える方法
血圧の変化に伴う体調不良を防ぐには、食事や生活習慣の見直しが効果的です。
- 塩分の摂取を控える
- カリウムをしっかり摂る
- 軽めの有酸素運動を行う
- 睡眠をしっかりとる
- 飲酒を控える
- 禁煙をする
- ストレスをためない
寒い冬場は暖かいスープやお味噌汁が美味しい季節です。
飲む機会が多くなりますが、汁物は血圧を上げる塩分が多く含まれているので摂りすぎには注意が必要です。
ナトリウムの排出を助けてくれるカリウムは、野菜や果物・海藻類などに多く含まれています。
適度に身体を動かすことは、血圧の安定に効果的です。
ストレッチやウォーキングなどを生活に取り入れてみましょう。
過度の飲酒、喫煙・睡眠不足なども血圧に影響が出やすいので注意が必要です。
環境が変化する春はストレスの多い季節ですが、ストレスも血圧に悪影響を与える可能性があります。
運動などでストレスを発散させ、季節の変わり目による体調不良を上手に乗り切りましょう。
冬から春への身体の変化でお困りの方は「ゆどう はり灸院」へ
冬から春への身体の変化に伴う不調のお悩みは、「ゆどう はり灸院」にお任せください。
お一人お一人の不調やお悩みに合わせて施術を行っていきます。
鍼灸は特定の経路に刺激を与えることで、薬を使わずに身体のバランスを整えていきます。
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