アンガーマネジメントと東洋医学

西新井駅西口徒歩2分・ゆどう はり灸院のブログをご覧頂き、ありがとうございます。

院長の太田です。

近年、「アンガーマネジメント」という概念が注目されています

これは、怒りの感情をコントロールし、適切に表現する方法を学ぶことです。

一方、東洋医学の視点からも、怒りの感情と健康の関係性について興味深い知見があります。

今回のコラムでは、アンガーマネジメントと東洋医学についてご紹介していきます。

アンガーマネジメントとは

アンガーマネジメントとは、怒りの感情と上手に付き合うための心理教育・トレーニングです。

1970年代にアメリカで生まれた概念で、日本では2000年代に入ってから注目されるようになりました。

怒りは、自分の大切な価値観が裏切られたときに発生する感情で、マイナスの感情が溜まっているほど大きくなります。

怒りをコントロールできないと、大声で怒鳴り散らす、物を壊すなど衝動的な行動に走りがちです。

そのような行為は、本人だけではなく、周囲の人たちにもストレスを与えてしまいます。

アンガーマネジメントでは、怒りの発生メカニズムを理解し、自分の怒りのタイプを知り、簡単な実践方法を学ぶことで、怒りを建設的に表現する方法を身につけていくことになります。

怒りをコントロールできるようになることは、心の平穏を保てることはもちろん、良好な人間関係を作れるようになります。

些細なことでイライラしなくなるので、仕事の効率化や生産性の向上にもつながります。

東洋医学の視点から見た怒りへの対処法

東洋医学では、怒りは五臓六腑の中の肝臓に関連する感情と考えています。

肝臓の機能が低下すると、怒りっぽくなったり、イライラが高まったりする傾向があるとされています。

怒りは肝臓の機能に影響を与え、肝臓の機能低下は逆に怒りの感情を引き起こしやすくなります。

それゆえ、怒りへの対処法としては、肝臓の機能を整えることが重要だと考えています。

具体的なアプローチ方法では、漢方薬による肝臓の機能強化があげられます

肝臓に良いとされる漢方薬には、柴胡加竜骨牡蛎湯や小柴胡湯などがあります。

これらの漢方薬は、肝臓の血流を改善する、解毒作用を高めるなど肝機能改善に役立つ様々な効果が期待できます。

薬に頼らずに怒りをしずめ、肝臓の機能を強化するなら、鍼灸を取り入れることをおすすめします。

ツボの刺激や温灸による鍼灸治療は、ストレス解消や気分転換にも役立ちます。

ツボを適切に刺激することは、自律神経の乱れを整え、心身のバランスを取り戻すことができます。

定期的な施術を続けることで、肝臓もより健康になり、怒りのコントロールが容易になることが期待できます。

怒りの感情のコントロールにお困りの方は「ゆどう はり灸院」へ

怒りの感情をうまくコントロールできるようになりたい、心身ともに健康になりたいという人は、「ゆどう はり灸院」にお任せください。

お一人お一人の不調やお悩みに合わせて施術を行っていきます。

お忙しい方でも通いやすいように、平日の最終受付は19時半までとなっております。

当院は完全予約制となっておりますので、ご来店の際はお電話やLINEにてお気軽にお問い合わせください。

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