芽吹きの春!鍼灸でからだを目覚めさせる
西新井駅西口徒歩2分・ゆどう はり灸院のブログをご覧頂き、ありがとうございます。
院長の太田です。
2月下旬になり、日中は暖かく過ごしやすいと感じる日が多くなってきましたね。
春の訪れを感じます。
東洋医学では、立春からの数ヶ月を「発陳(はっちん)」と呼び、身体の中の陽気や今までため込んでいた悪いものも息吹いてきます。
また、寒い季節から暖かい季節になる気温の変化により、自律神経も乱れやすくなる時期です。
この時期の養生をしっかりして1年を健やかに過ごすために、鍼灸で身体を調整することが大切です。
発陳の時期に起こる症状
発陳とは、「陳(ふる)きを押し出し、新しいものを発生させる」という意味です。
春先に植物が芽を咲かせ、上へ上へとエネルギーを押し出すのと同じように、人間の身体も長い冬の寒さから目覚める時期です。
陽気が上へ上へと向かうので、のぼせやめまいなどが起きやすくなります。
また、身体の中から湧き上がる熱により体の中が乾燥するので、便秘にもなりやすくなります。
乾燥は肌にも影響し、バリア機能を弱めて花粉やほこりにより肌荒れを起こします。
発陳の季節は、良くも悪くも身体が目覚める季節です。
持病がある方はこの時期に発症しやすく、年間を通して体調不良を感じやすい季節でもあります。
鍼灸で肝の不調を整える
発陳の季節に体調が悪くなる方は、肝に不調があるということです。
春は五行説でいう「肝」が高ぶると言われています。
「肝」は血を貯める働きをしたり、気を全身に巡らせる働きなど、自律神経を調整する働きをしています。
それが亢進すると、のぼせやすくなったり眼や鼻の粘膜が充血しやすくなり花粉症の症状が出たりします。
この自律神経を調整する肝の高ぶりを整えるために、鍼灸はとても効果的です。
鍼の効果では、βエンドルフィンという神経ペプチドの分泌を活性化させて自律神経の働きを活性させるという研究が近年データとして出されています。
目安として、5〜15回の治療を重ねることで、この時期に高ぶりやすい「肝」の働きを調整し、春の不調を整えましょう。
春の時期の体調不良にお困りの方は「ゆどう はり灸院」へ
立春を過ぎたあたりからのほてりや息苦しさが気になる方、この時期の花粉症や肌のアレルギーに悩まされている方は、「ゆどう はり灸院」にお任せください。
お一人お一人の不調やお悩みに合わせて施術を行っていきます。
お忙しい方でも通いやすいように、平日の最終受付は19時半までとなっております。
当院は完全予約制となっておりますので、ご来店の際はお電話やLINEにてお気軽にお問い合わせください。