からだの中の湿気は万病の元?

西新井駅西口徒歩2分・ゆどう はり灸院のブログをご覧頂き、ありがとうございます。

院長の太田です。


最近の天気は梅雨入りを迎えたような天気が多く、平年と比べて梅雨が早くなると予想されています。

ジメジメした湿気が高い季節に、体調不良になる方も多いと思います。

今回のコラムでは、湿気が与える身体への影響をお話ししていきます。

「湿邪」による身体の不調

東洋医学では六淫(りくいん)と言われる気候が身体に悪影響を与える、6つの邪気があると考えられています。

六淫(りくいん)

風邪・寒邪・暑邪・湿邪・燥邪・火邪

湿気が強くなる梅雨の季節には「湿邪」が身体に悪影響を及ぼします。

「湿邪」が身体に入ると、五臓の「脾(ひ)」の働きを妨げ、腸の水分吸収力を低下させるため、お腹に余分な水分がたまりやすくなります。

その結果、食欲不振や、消化不良を起こし、栄養を身体に吸収しにくくなり、重だるさやむくみの症状が出やすくなります。

「湿邪」と「水滞(水毒)」

「湿邪」の影響で、身体の各部分に「水」がとどまり、余計な水分が排出されない状態が長く続くことで「水滞(水毒)」を引き起こします。

「水滞(水毒)」の主な症状は、頭痛やめまい、頻尿・膀胱炎、手足のむくみなどがみられます。

また「水滞(水毒)」は水分の代謝が悪いと言うことで、身体の中の水がしっかり排出できずに身体が冷えやすいと言うことです。

冷えは万病の元といいますが、「水滞(水毒)」の原因にもなる「湿邪」は身体を冷やすきっかけになるので注意が必要です。

湿気の多い季節を健康に過ごすコツ

湿気が多くなる梅雨の季節を快適に過ごすためには、身体の不要な水分を排出するよう血の巡りをよくすることが大切です。

適度な運動をしたり、帰宅後に湯船に浸かり汗をかく機会を増やしましょう。

冷房の効いた部屋で冷たい飲み物や食べ物を摂りすぎると、身体の中に水分を溜め込みやすくなるので注意が必要です。

また、水分を一度にたくさんとらず、少量ずつこまめに摂るようにしましょう。

梅雨の季節のむくみや身体のだるさにお困りの方は「ゆどう はり灸院」へ

毎年、梅雨になると体調が優れないという方は、「ゆどう はり灸院」にお任せください。

お一人お一人の不調やお悩みに合わせて施術を行っていきます。

お忙しい方でも通いやすいように、平日の最終受付は19時半までとなっております。

また、土曜日も営業しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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